忍者ブログ
[825]  [824]  [823]  [822]  [821]  [820]  [819]  [818]  [817]  [816]  [815
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

そこに私が立っていた…

いや、厳密にいえば私の20代
若くスマートな時代の頃の私だ

その女性の名はSと言った。
その名前に見覚えがある。
いや、生涯忘れることのない名だ。
なぜなら
私がこの世に生をなしたときに
その名前だったからだ。

なんの因果か、
私はまたこの地域に来て、
とあることの実習に来ている。
まさかこんな事が起きようとは。

その女性は私の事は知らない。
いや少しは知らされているのだろうか。
なぜ私が知っているのか。
それは昔
かつて私の家だった前を通ると、
小さな男の子と女の子が遊んでいた。
よその家の子かもしれないが、
いや、私と同じ顔をしているので間違いない。

そんな子たちと、こんな場所で、また会うことになるとは…

『お父様はお元気ですか?』
そんな言葉を私は言うのだろうか。。。

父と言う男性と最後に会ったのは小1の頃だった。
駅前のノンという喫茶店に祖母と出かけた。
母は行かなかった。
その男と二度と会う気はなかったからだ。
そこでの話は再婚だった。
まぁ、私は何を話しているのかはさっぱり知る由もなかったが。
しかし
なぜか
私は帰り途、眠たいといい父と言う男性におぶってもらったのだ。
私の父の記憶とはそれしかない。


この話はフィクションです。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
<< HOME >>
タグフレンズ
QLOOKアクセス解析
ハーボット
メロメロパーク
自然な出会い
リブリー


カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新コメント
[06/15 にのにの]
[11/30 ころた]
[11/23 iduko]
[11/21 ころた]
[05/05 iduko]
忍者ブログ [PR]